ハイキングコース
名塩から武田尾へのハイキングコースは、七曲がり(まわりともいう)からと、北山からの二つのルートがあった。山田といわれる山間の田畑へ通じる道であったが、現在はどちらのルートも、読売ゴルフ場と名塩ニュータウンの用地になっている。今回は、二度と復活することのない地名に思いを馳せながら、道案内をしてみようと思う。周辺の地理をご存知の方は、情景などを思い浮かべながら辿っていただきたい。まず七曲がりコースは、教行寺横の道路を登りつめると天満辻。そこから猪切谷へ降ってから七曲がり(何回も曲がって登る坂)へ、さらに登ると、三人はまり(三人が心中した池)、狼谷の田んぼから景のよい小場(眺望がよく大阪城が望めた)を経て籠池へ。一方北山コースは、木之元石坂から、北山のたんぼ(塩瀬体育館附近)を北上して、黒岩の田んぼの裾を巻いて、両側に池をみて通るめがね池から坂を登り切ると籠池で、左からの七曲がりコースと合流した。そこからは、丸池の分岐を左に進み、西唐子の田んぼ、大白禿げから十三曲がりの急坂を降っていくと、武田尾温泉元湯旅館の前に到着した。道に迷ったハイカーには、電話線を辿って行けばよいと教えたものである。
名塩探史会